火を焚いて始まる家族の一日

日の出の遅い新潟の冬。外はまだ薄暗く、とても寒い。お父さんが早起きをして薪ストーブに火を入れるところから、家族の一日は始まる。仕事に出かけるお父さんと保育園に行くお兄ちゃんを見送った後、ストーブに薪をくべるのはお母さんの役目。”薪ストーブって大変でしょ”って言われるけど、私でも簡単にできるし、薪割りは家族みんなで協力してやるから自然と家族との距離が近くなる。みんなで楽しみながらやっているから大変だと思ったことはないよ、と話すお母さん。ストーブの暖かさが包み込む家で裸足になって走り回る弟くんは、木のぬくもりが感じられるリビングがとってもお気に入り。10時のおやつの時間はお母さんと二人で、薪ストーブの前に座ってゆっくり「お茶タイム」を楽しみます。夕方、保育園から帰ってきたお兄ちゃんは弟くんの面倒をよくみてくれるしっかり者。お母さんがキッチンから見守る中、リビングでは二人のヒーローごっこが始まります。

クリスマスツリーに明かりが灯る頃、仕事から帰ってきたお父さんも交えて今日あった出来事の報告会がスタート。薪ストーブのまわりには自然と家族が集まり、笑顔が広がります。薪割りや手入れなど大変なこともあるけれど、薪ストーブを設置して本当に良かったと感じている。温かい家の中で炎のゆらぎを見ていると、気持ちもホっと和らぎます、とご夫婦は嬉しそうに話してくれました。

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