池田工務店の住宅性能

私たちは、家の性能とは「快適さ」を超えて、家族の健康や命を守る大切な要素だと考えています。とくにここ柏崎市は日本海に面し、冬は強い季節風と豪雪、夏は高温多湿という厳しい自然環境にさらされる地域です。
この土地で何十年も安心して暮らしていくためには、気候や地盤の特性を理解したうえで、「断熱性・気密性・耐震性」のすべてを高い水準で確保することが欠かせません。
池田工務店では、柏崎という地域性に適した住宅性能を追求し、以下の基準を家づくりの目安としています。

断熱性能
当社は快適な住宅には「HEAT20 G2以上」の性能が必要だと考えています。※断熱等級6以上(ZEH(ゼッチ)よりも高い基準)冷暖房に頼りすぎず、一年を通して快適に過ごせる住宅性能です。
※新潟県(5地域に分類)

気密性
どれほど高性能な断熱材を使っても、すき間から熱や湿気が逃げてしまえば性能は発揮できません。そこで当社では、C値1.0㎠/㎡以下という高い気密性を目標値としています。
冬の冷たい外気をしっかり遮断し、夏の湿気や熱気を防ぐことで、省エネ性と快適性を両立します。

耐震性
柏崎市はこれまでに中越地震・中越沖地震といった大きな災害を経験してきました。また、豪雪地帯としての積雪荷重も考慮が必要です。
池田工務店では、これらの地域特性を踏まえ、耐震等級2以上を標準としています。地震や雪害に強い構造設計により、長く安心して暮らせる住まいを実現します。

新潟県柏崎の気候に合わせた設計
私たちが家づくりを行う柏崎市は、冬の日照時間が短く、気温も低い一方で、夏は日照が多く湿度も高い地域です。だからこそ、家づくりでは「冬の快適性」を軸に設計を行い、断熱・気密・通風のバランスを最適化しています。

冬の暖かさを確保することで、夏の冷房効率も自然と高まり、年間を通じて省エネで快適な住環境が整います。
以下の表は、柏崎市の2021年の月ごとの降水量、気温、風速、日照時間、積雪量をまとめた図です。

いまいちピンとこないと思いますので、東京都の2021年のデータと見比べてみてください。

寒い季節の12月~2月、暑い季節の7~9月のそれぞれ3カ月間に注目してみると、東京と比べて年間を通して気温が低いことが分かります。冬の柏崎市は、積雪や風害の影響も懸念されます。
冬の日照時間は東京に比べて明らかに少なく、逆に夏は東京よりも日照時間が多いのです。夏の平均気温は東京の方が高いですが、最高気温の値は柏崎市の方が高かったりすることも少なくありません。

だからこそ冬をベースに考える

先ほどの気候条件を踏まえて、柏崎市(中越エリア)に適した住環境とは冬の寒さをベースに考える必要があります。つまり、柏崎市での家づくりは”冬に暖かい住まい”を目指す必要があるのです。
「雪国新潟なんだから、そんなの当たり前じゃないか!」
そう思われたかもしれませんね。では、今あなたが暮らしている家やアパートはどうでしょう。冬、暖かく快適に暮らせていますか?

きっと、寒いのを我慢しながらエアコンやストーブ、こたつなどで乗り切っている方が多いのではないかと思います。
しかも、電気代や灯油の燃料費も年々高騰しており、家計に占める負担はますます増えていくことが予想されます。

家づくりをする際には、しっかりとした断熱性能・気密性能を確保してあげることで、長い目で見たときに冷暖房の効率が良くなって光熱費がグンと下がり、毎月の出費を抑えることに繋がるのです。

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