池田工務店の目指す性能
断熱性能
当社は快適な住宅には「HEAT20 G2以上」の性能が必要だと考えています。これは断熱等級6以上(ZEHより上の基準)です。
※新潟県(5地域に分類)
気密性
高い断熱性能を持っていても、気密性能が低ければ外部の気象条件の影響を受けやすくなります。
当社では気密性の値であるC値1.0㎠/㎡以下を目指します。
耐震性
柏崎市は中越地震や中越沖地震、記録的な豪雪といった災害を経験した地域ですので、耐震性について気にされる方も多くいらっしゃいます。
当社では、地震の被害はもちろん、新潟県ならではの積雪も考慮した上で、耐震等級2以上を標準としております。
新潟県柏崎市の気候から考える中越エリアの家づくり
池田工務店の施工エリアは、原則、新潟県柏崎市を中心に車で一時間圏内です。
したがって、ここでは柏崎市の条件を例に挙げて説明します。
以下の表は、柏崎市の2021年の月ごとの降水量、気温、風速、日照時間、積雪量をまとめた図です。
いまいちピンとこないと思いますので、東京都の2021年のデータと見比べてみてください。
寒い季節の12月~2月、暑い季節の7~9月のそれぞれ3カ月間に注目してみると、東京と比べて年間を通して気温が低いことが分かります。冬の柏崎市は、積雪や風害の影響も懸念されます。
冬の日照時間は東京に比べて明らかに少なく、逆に夏は東京よりも日照時間が多いのです。夏の平均気温は東京の方が高いですが、最高気温の値は柏崎市の方が高かったりすることも少なくありません。
だからこそ冬をベースに考える必要あり
先ほどの気候条件を踏まえて、柏崎市(中越エリア)に適した住環境とは『冬の寒さをベース』に考える必要があります。つまり、柏崎市での家づくりは『冬に暖かい住まい』を目指す必要があるのです。
「雪国 新潟なんだから、そんなの当たり前じゃないか!」と思われたかもしれませんが、今、あなたが暮らしている家やアパートはどうでしょう。冬、暖かく快適に暮らせていますか。
きっと、寒いのを我慢しながらエアコンやストーブ、こたつなどで乗り切っている方が多いのではないかと思います。
しかも、電気代や灯油の燃料費も年々高騰しており、家計に占める負担はますます増えていくことが予想されます。
家づくりをする際には、しっかりとした断熱性能・気密性能を確保してあげることで、冷暖房の効率が良くなって光熱費がグンと下がり、ランニングコストの削減に直結します。