駐車場の改修工事
柏崎市の有限会社 池田工務店です。
今回は駐車場の改修事例を紹介します。
もともとは隣接した二区画の青空駐車場だった場所を一区画にまとめ、カーポート付き2台分の駐車場につくり替えを行いました。
まずは高さが違っていたりブロックが積んであったりした駐車場の撤去(土間コンやブロックなどの斫り)を行い1区画にまとめました。
次に砕石を転圧し路盤を整正します。既存の駐車場の入口は急勾配だったのですが、施主様の希望により勾配が緩くなるように高さを調整しました。
この時、もともとの高さで納まっていた部分に段差が生じてしまいます。そういう部分はブロックで壁をつくり、そこに新設の土間を納める事で解消します。
路盤が決まったらワイヤーメッシュを敷きならべ、カーポートを設置し、土間コンクリートを打設します。
土間の仕上げは滑りにくい様にハケ引き仕上げとしています。
最後に側溝の蓋を新調し、完了です。
コンクリート打設後はしっかり養生期間を設けないとひび割れ等の原因にもなりますので、すぐに車をあげないよう注意が必要です。
今回カーポートは施主様が手配されたので別途工事としていますが、YKKAPのジーポートNEOの積雪150㎝タイプを選定されています。弊社が施工する場合も柏崎市や周辺のエリアでは最低150㎝タイプを推奨しています。
150㎝も積もらないから大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、風が強い柏崎市では100㎝未満の雪でもカーポートがつぶれたという事例案外多いです。そしてその場合、駐車していた車も廃車ということになります。(弊社が施工した物件でつぶれた事例はありませんが)タイミングが悪ければ下敷きになって・・・という可能性もあります。
実際、カーポートがつぶれたので新設してほしいというご依頼も頂きます。
支えている柱の強度も高くないと劣化や潮風による錆で弱り、雪や積雪で倒壊するパターンもあります。
ですので、予算もあるでしょうが、カーポートの選定は十分考慮しましょう。
設置から年数が経っている方は、「このくらいの雪なら大丈夫!」と過信せずに、早めに雪おろしを行うなどの対策をお勧めします。