サウナ 宝来洲様 基礎工事編
こんにちは。柏崎市の㈲池田工務店です。
今回は先日行った基礎工事の様子をご紹介いたします。
まずは既存のコンクリートをハツって撤去してゆきます。
【既存コンクリート駐車場の撤去】
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【遣り方出し・・・建物の正確な位置と高さを決めます】
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【捨てコンクリート打設・・・基礎の位置を原寸で記すための墨出し作業のためにコンクリートを打ちます】
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【基礎配筋後、ベースコンクリートの打設】
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【基礎立ち上がりコンクリート用型枠の組み立て】
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【型枠脱型後、埋め戻し、砕石敷き】
今回、高基礎にした理由は後述します。
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【建て方前の作業足場組み立て】
土台敷き、建て方へと続きます。
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今回のサウナ建設地は、海まで60mほどのところに位置し、
なおかつ、前方に障害物の無いまっさらな砂浜。
冬は「高潮」という現象が発生しやすく、潮位が上がった状態で高波が押し寄せ、
高潮や高波だけでは到達できないところにまで波が押し寄せることもあり、
風や砂、大型の漂着物などが建物を傷つけるリスクがあります。
また台風などの被害も考えなければなりません。
そのため、住宅に比べ小規模な建物ではありますが、
通常よりも高く丈夫な基礎を築く必要があるのです。
海の見渡せる、最高のロケーションに、しっかりとした建築物を建てるには、
意匠的な部分だけでは済まされない、大切な部分があるのです。