柏崎市　小竹屋旅館様　換気扇撤去工事

日本海沿いに建つ、柏崎市の小竹屋旅館様です。

冬場の風の影響を強く受ける立地に建つ建物だったため、24年前の設計の際、外部からの影響を受けにくい「シロッコファン」という種類の換気扇を採用しました。

しかし、厳しい環境化の中で換気扇から吹き込んできた雨によって、壁紙（クロス）や石膏ボードが濡れ、染みやボードの劣化を引き起こしていました。

（個人的には、厳しい冬の日本海の環境化で築24年経った今、この程度の劣化で済んでいるのは、計画時点でしっかりと対策をしたからだと言っても良いでしょう。そのくらい、（特に）冬場は猛烈な風が吹きます。）

今回の工事では、使用しなくなった換気扇を撤去した後、水を吸ったボードを取り替え、新しいクロスを張替えました。

工事後の様子↓

外壁側の開口部も塞いだので、これで雨の吹き込む心配はなくなりました。

住宅の劣化部分は放置すると、被害がさらに拡大する恐れがあるので、早めの対策が肝心です。