サウナ宝来洲(ホライズン)様 ロゴ編
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柏崎市の㈲池田工務店です。
天候に恵まれ、先週は仕事日和の一週間となりました。
サウナ宝来洲様 外装 ほぼ完了し、
足場が外れ、白い建物があらわになりました。
空と海の青に白い建物が良く映えます。本当に美しい。
今回紹介するのは、建物正面の白い外壁に施工されたHのロゴの部分。
実はとても手間と時間、設計士の知識と、
なにより職人の技術が詰まった部分なのです。
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外観パースをお渡しした際、
「これできるかな?」と施主さんがパースに手を加え提案して頂いた
ホライズンのHロゴを外壁面に凹凸で入れようという案。
見た瞬間からカッコよく、映えるであろうことが容易に想像できましたが、
設計担当も「正直、あきらかに難しく大変そうだと感じた」そうです。
しかしこれは何としてでも絶対にやるべき!
やらなければ後で絶対に後悔する!と考え、すぐに施工方法を思案しました。
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いくら机上で設計し、理論上可能でも
実際にかたちにする職人さんによって出来、不出来が左右されます。
弊社大工の遠藤や協力業者の腕が良いのは承知していたので
そのあたりは心配していませんでした。
まず、お施主さんから頂いたロゴのデータから詳細な寸法を割り出し、
弊社大工が合板で原寸大の型を制作。
ロゴの原寸は高さ約3m。
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その型を使って実際の壁に墨を出したり、
モルタル下地になる、ラスカットボードを切り出していきます。
ロゴ自体の寸法から外壁モルタルの塗り厚さも計算にいれて、
型の寸法を調整したりもしています。
(小口側にモルタルを塗ることも考えなければ
出来上がりのバランスがおかしくなってしまう)
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Hのロゴになっている部分は他の壁よりへこませる必要があるため、
ロゴ以外の部分の外壁下地をふかしました。
※ふかすとは・・・壁の仕上げ面を前に出すことを指します。
漢字では“付加す”と書きます。
既存の壁面前に木材等で下地を組んだり、パネル状の建材を張ったりすることで、
既存の壁面ラインを前に出すことが“ふかす”工事であり、
その様にふかした壁が“ふかし壁”です。
壁をふかすことにより、屋根の鼻隠しなど
外壁が取合う部分の納まり寸法が変わって来るので忘れずに調整をします。
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モルタル下地のボード張りが完成。この後モルタルを塗っていきます。
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モルタルは一度(1日)につけられる厚さが決まっています。
いきなり厚くは塗れないのです。
骨材の大きさを変えながら下塗り→中塗り→上塗りという具合で、
徐々に仕上げていきます。
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再度型を使って曲線部分をきれいに塗り上げていきます。
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モルタル施工が完了しました。
今回はこのモルタルにジョリパットという塗材で仕上げていきます。
ジョリパット施工の前に白い色だけ、先にいれておきました。
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理由は今回のジョリパットのパターンでは、
最大3.5mm程度の骨材が入っているので、
骨材の隙間からモルタルのグレーが見えることを防ぐ為です。
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今回のジョリパットのパターンは近くでみるとこんな感じの質感です。
骨材の小さな凸凹にも影ができて、いろいろな表情をしてくれます。
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ジョリパットはコテで仕上げていきます。
乾くのが早いため、大人数で一気に仕上げていきます。
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天候や時期、時間によって変化するHロゴが落とす影。なんとも美しい。
この部分だけでもずっと眺めていられるほどです。
お施主様もとても喜んでくださり、感無量です。
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その他の細かな部分にも、お施主様のこだわりがたくさん詰まっているのですが、
それはまた次の機会に紹介できたらと思います。
今後の進捗報告にご期待ください。
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プレオープンまであと少しです。
≪お知らせ≫
2021年5月22日から無料の体験会を行うそうです。
事前の予約が必要なので、興味のある方はお早めに(^^)
基礎編はこちらからご覧ください。【 基礎工事編 】
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